こんな特徴の子、いませんか?


  • 数字は分かるけど計算が苦手な子
  • 計画的にお金を使うのが苦手な子
  • お金の価値が分からない子
  • 数と量の概念のない子
  • 自分のものと他人のものの区別が苦手な子

おやつプログラムは子どもたちが大好きな

「おやつ」を利用したプログラムです。

おやつプログラムの特徴

お子様の大好きなおやつを絡めたプログラム

プログラムを始めるに当たり、子どもが興味を持ってくれないと何も始まりません。そこで子どもが大好きな「おやつ」をプログラムにしてみました。

無理なく毎日続けられる

プログラムに限らず言えることですが少しずつでも毎日続けた方が効果が出やすいものです。おやつプログラムはおやつの時間だけに集中したプログラムなので子どもも準備する側も続けやすいです。

安心のマニュアル付き

プログラムに必要なおもちゃのお金に加え、簡単なマニュアルをご用意しています。また、今後は購入後のフォローアップも検討しています。


子どもたちにこんな変化が期待できます

  • 数と量の概念のない子がお金を支払ってお菓子を買うことで概念ができるようになる。
  • 計算が出来るようになる
  • お金の価値が分かるようになる
  • 目標を決めて計画的にお金を使えるようになる
  • 自分のモノと他人のモノと区別できるようになる

<注意>

子どもたちの変化には、子どもの特性や周りの環境が大きく関わってきます。変化が出ないからと言って子どもにプログラムを強制させたりせず、環境や大人たちが接し方を見直してみましょう。

おやつプログラムのはじまり


放課後等デイサービス なないろ 管理者 大和幸子
放課後等デイサービス なないろ 管理者 大和幸子

滋賀県大津市で放課後等デイサービス「なないろ」開設時の面談で、「この子は順序としての数字はわかるんですが、数字が数量を表してることがわからないのです」と保護者の方から言われました。毎日の楽しい取り組みの中で、何か積み重ねられることはないのか?そこから『おやつプログラム』が生まれました。

 

最初はお金がわからなかった子が、学年末には”円”をつけると100までの足し算が完璧になりました。

 

「しなければならないこと」が「やりたいこと」になれば、できることがどんなに増えることでしょう。楽しい遊びを通じて、障害のお子さんが苦手とされるコミュニケーション力を高め、社会で活躍できることを目的とした様々なプログラムの一つがおやつプログラム」です。

 

「なないろ」で生まれた「おやつプログラム」が学校や他の放課後等デイサービスなどで試していただくことで、障害のあるお子さんが自立した日常生活を営むことができるようになればと願っています。

利用している子どもの変化

Aちゃん(女の子・8歳)

通所当初は数字の計算が出来なかったが、数字の後ろに「円」をつけたら100までの計算ができるようになった。

Tくん(男の子・10歳)

通所当初はお小遣いを計画的に使えなかったが、おやつプログラムをしたことにより計画的にお買い物ができる様になった。


<注意>

子どもたちの変化には、子どもの特性や周りの環境が大きく関わってきます。変化が出ないからと言って子どもにプログラムを強制させたりせず、環境や大人たちが接し方を見直してみましょう。

スターターキットの詳細


内容

  • おもちゃのお金
    1円玉(50枚)、5円玉(20枚)、10円玉(50枚)、50円玉(10枚)
  • マニュアル

保護者さまからの声


小5男児(週3日ご利用)

生活の中で「ありがとう」という言葉が言えるようになりました。その他、買い物をした時は荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、いつの間にか人の行動や気持ちがくめるように成長していました。


小1女児(週2日ご利用)

自分で考えて行動をして過ごせるようになりました。また、以前は人と話したり、合わせることが苦手でしたが、人との距離感が掴めたようで友達と一緒にいるところを目にするようになりました。


プログラムを始めてみようと検討している方へ

放課後等デイサービスなないろは、遊びや運動を通して友だちと楽しく過ごしながら、自分のことが自分でできるように導いています。その一つが「おやつプログラム」です。

 

子どもたちと接する中で私たちが大切にしているのは「環境作り」です。子どもたちを操作するのではなく「ただ受け取る」という関わり方をしています。叱ったりなだめたりするのではなく、「ただ受け取る」ことで、子どもたちは自分から驚くほどの変化を見せてくれます。

 

おやつプログラムを始めてみても「子どもたちが変わらない」と感じるかもしれません。もしかしたら子どもが変化をする「環境」が整っていないかもしれません。または、子どもを操作してしまっているかもしれません。私たちもこのプログラムを完成させるまでに環境を整えたり、スタッフへ何度も接し方について指導してきました。毎日積み重ねることだからこそ「環境」は大切になってきます。

 

このプログラムが子どもたちの自立して生きてゆく第一歩に繋がることを願っています。

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